タイ最大のレムチャバン港を訪ねてみた
タイ最大の港湾、レムチャバン港を視察してきました。
レムチャバン港はバンコクから約130キロの位置にあり、シラチャの先、パタヤの手前といった位置関係になります。
港全体が見渡せる塔。港湾幹部から許可をいただき登らせていただきました。
塔から眺めたコンテナヤード。
タイではバンコクの中心部に近いバンコク港(クロントイ港)で輸出入が行われていましたが(今も稼働中)、ここはチャオプラヤー川の河口から30キロほど上流にあるため、水深が浅く入港できるコンテナ船に制限がある、川の上流から流れてくる土砂が堆積してしまうため定期的に浚渫する必要がある、といった問題があったため、タイ湾に深海港となるレムチャバン港を作り、91年に開港しました。
そして、97年には貨物の取扱量でレムチャバン港がバンコク港を追い抜いてタイ最大の港湾になり、レムチャバンの6,031,825TEU、世界22位(2013年)に対して、バンコクは1,508,550TEU、世界88位(同)だそうです(日本港湾協会ウェブサイトより)。
4倍も違うんですね。バンコク港が近海航路、レムチャバンが日本や欧米航路と住み分けをしているそうなので、当然といえば当然ですが。
ちなみに、同年の日本の港湾はというと、東京28位、横浜48位、名古屋51位、神戸56位、大阪60位(同)。港単位ではレムチャバンに負けていますが、国単位では日本の7位に対してタイは20位となっています(2010年)。
なお、レムチャバン港は北九州港と姉妹港。バンコク港とレムチャバン港を運営するタイ港湾公社は名古屋港とパートナーシップ港提携をしているそうです。
輸出を待つ自動車。タイ自動車産業およびタイ経済の生命線。
鉄道でコンテナが運ばれてきました。画像ではわかりませんが、超スロースピードです。
最後に、レムチャバン港のウェブサイトで動画を見つけました(笑)
http://laemchabangport.com/index.php英語とタイ語がありますが、英語をココに貼り付けておきます。
大した内容ではありませんが、雰囲気だけでもお楽しみください。
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