本当に節水になっているのか、節水蛇口よ!
今年の雨季ももう少しで終わるところまで来ましたが、今年は前半があまり雨が降らず、渇水の報道がよく流れていましたが、後半は例年通り?に洪水が各地で発生している状況です。
が、地方ではその渇水の影響か、水不足が続いているようで、断水が頻繁に起こったりしているようです。水がなければ人は生きていけませんので、水を大切に使う必要があります。
私のオフィスがあるビル内のトイレには、鏡に下の写真のような張り紙がしてあります。
トイレの張り紙「節水しましょう。節水する水がなくなる前に。」
もちろん、言いたいことはわかりますし、言われなくても節水しなきゃと思っていますが、どうも素直に聞くことができません。
なぜなら・・・・・・
トイレの手洗いの蛇口はこのような形です。押せば水が出てくるタイプです。
しかし、3つある蛇口のうち2つはずっと押し続けていないと水が出てきません。つまり、手を離すと瞬時に水の出が止まります。残りの1つも手を離せば辛うじて1秒ほど出てくるだけなのです。
そういう設定なのでしょうか?
これだと片手で押しながらもう片手を洗うことになりますので、片手ずつしか洗えませんし、石鹸を使った場合、手を両手でゴシゴシして石鹸を洗い流せませんので、ヌルヌルが消えるまで流し続けることになります。
これ、節水になっているのでしょうか?
テナントに節水の協力を呼びかけながら、ビル管理会社が水道代を節約したいだけなのではないか、と穿った見方をしてしまいます。
ちなみに、ビル全体で空調を管理している(つまりはテナントごとに室温を設定できない)ビル内の冷房は極寒です。私はオフィスではいつもダウンジャケットを着て仕事をしています(笑)
よっぽど冷房の温度を調整したほうがコスト的に節約できると思うのですが、そういうものでもないのでしょうか。純粋に節水したいだけなのでしょうか? 不思議です。
なお、手洗器に書いてある「COTTO」ですが、タイの素材系コングロマリット「サイアム・セメント・グループ」のブランドです。TOTOと合弁会社でCOTTOブランドの商品を製造・販売していましたが、いまは合弁を解消して、それぞれが独自のブランドで事業を展開しています。
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