タイ語学習25年生の憂鬱

面倒くさがりなタイ語学習者25年生の七転び八起きのち七転八倒の話。
タイのビジネスや生活の話もあるか? でも、なんの役にも立ちません(たぶん)。

ジェジェジェの菜食ウィークがスタート、不景気のなかでも健康ブームで大盛況?

昨日(10月13日)から菜食ウィークがスタートしました。
今年は10月13日から21日までだそうです。


タイ語でキン・ジェー(กินเจ)。キンは「食べる」、ジェーは漢字で「齋」と表記されていますが、要は肉類を食べずに菜食で過ごす、あるいは精進料理と意味で使われています。


「齋」は中国語の仏教用語で、元々はタイの僧侶と同様、食事は午前中のみ、午後は食べない、という意味だったのが、同時に肉類を食べないという習慣もあったそうで、現在では後者のみが習慣として残ったとか。


仏教は本来、殺生しないとか、酒を飲まない、性交しない、盗まない、嘘をつかない、といったやってはいけない戒律がいくつもありますが、肉食というのは当然、動物を殺めて食べるわけで、厳密には戒律違反なわけです。


キン・ジェーとは、そんな普段の行いを反省し、仏教の戒律を守り、心穏やかに過ごす、という意味なのもかもしれません。



セブンイレブンもキン・ジェー商品を販売します。


「17」ではありません。ジェーのタイ語表記です。黄色地に赤文字がお約束です。


経済紙もキン・ジェー狂想曲を報道。不景気の中、売上を伸ばそうとデパートも必死です。


とまぁ、キン・ジェー週間は小売りを中心に盛り上がるわけですが、最近では仏教うんたらよりも健康ブームの意味合いが強いのではないかと感じています。


マラソンにフィットネス、最近では自転車と健康ブームは続いていますが、食に関しても関心が高まっているようで、オーガニックが注目されたりしています。私は、日本食ブームも同様の理由から来ていると感じています。高くても健康にいいから、といった理由で日本食を食べているのではないかと。和食は健康にいい、というイメージがありますからね。そして、キン・ジェーもその延長線上にあるように思うのです。


なお、キン・ジェーにもいろいろとルールがあるようです。


食べてはいけないものリスト。


ニンニク、玉ねぎ、らっきょう、ニラ、タバコ、肉類、アルコール類だそうです。要は刺激のあるものはダメなのでしょうね。


唐辛子が入ってませんが、これを禁止してしまうとタイ人の食事が成り立たない、ということもあるのでしょうか?




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タイの銀行は奥が深い? 土日も営業日の支店あり! 

タイで生活したり、仕事をしたりすると必ず必要になってくるのが銀行とのおつきあい。


まずはいずれかの銀行で口座の開設からスタートすることになりますが、タイの場合、外国人が口座を開設しようとすると労働許可証がなければ開くことができないというのが一応のルールです。が、そこはタイ、一部の銀行や一部の支店ではできるようです。軍政になって厳しくなっているという話はありますが、どうなんでしょうか。


日常生活ではATMカードさえあれば、バンコクの場合ATMマシーンがけっこうどこにでもあるので、24時間、手数料無料で引き出すことができ、とても便利です。


自分の口座がある銀行のATMマシーンが近くになければ、他行のマシーンでも手数料無料ですので非常にありがたいサービスですが、県をまたいで引き出すと同じ銀行でも手数料をとられてしまいますので、旅行に行ったときなんかは注意が必要です。


一方、仕事をしていると当然ですが支払いの機会が多くなります。タイでは小切手での支払いがまだまだ主流ですが、私の場合はネットバンキングで振り込みをすることが多いです。事前に振り込み日の予約もできたりと、簡単、便利というのが理由です。小切手は税金や社会保険料の支払いくらいでしょうか。


タイではATMマシーンでも簡単に振り込み手続きができますので、利用している友人もいますが、ATMマシーンは建物の外にあったり、商業施設などの人通りの多い場所に多く、落ち着いて手続きをできないのが難です。


ただ、ネットバンキングは金額が大きすぎて振り込みできないといったことがたまにあるので、その場合は支店で手続きをします。そのあたりのレギュレーションはどこかに書いてあるのでしょうが、振り込みエラーのメールが返ってきて初めて知る、なんてこともあります。


月曜の朝一番で振り込みをしなければならない、なんてこともあるのですが、月曜の朝からバタバタするのが嫌なので、私は買い物がてら、土日にショッピングモール内にある支店で手続きを済ませることもあります。


カシコン銀行の支店。毎日、営業しています。


そうなんです。タイの大手銀行は商業施設内に支店を構えているケースがほとんどで、しかも土日も営業しているのです。営業時間はその商業施設の営業時間にあわせる形で設定されているのでしょう。朝が遅いぶん、閉店は19時や20時だったりします。


街中の支店は土日が休みで、営業時間も8時30分から16時くらいまでが一般的です。一般的というのは支店によって営業時間が多少違ったりするからなのですが、土日営業や営業時間はその支店の顧客ニーズに応じて変えているということでしょうか。恐るべし(笑)


銀行のサービスは銀行によって違ったり、同じ銀行でも支店によって違ったり、同じことをしても手数料が違ったり、とかなり奥が深いのですが(笑)、それはまたの機会にでも。




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タイ最大のレムチャバン港を訪ねてみた

タイ最大の港湾、レムチャバン港を視察してきました。
レムチャバン港はバンコクから約130キロの位置にあり、シラチャの先、パタヤの手前といった位置関係になります。


港全体が見渡せる塔。港湾幹部から許可をいただき登らせていただきました。


塔から眺めたコンテナヤード。


タイではバンコクの中心部に近いバンコク港(クロントイ港)で輸出入が行われていましたが(今も稼働中)、ここはチャオプラヤー川の河口から30キロほど上流にあるため、水深が浅く入港できるコンテナ船に制限がある、川の上流から流れてくる土砂が堆積してしまうため定期的に浚渫する必要がある、といった問題があったため、タイ湾に深海港となるレムチャバン港を作り、91年に開港しました。


そして、97年には貨物の取扱量でレムチャバン港がバンコク港を追い抜いてタイ最大の港湾になり、レムチャバンの6,031,825TEU、世界22位(2013年)に対して、バンコクは1,508,550TEU、世界88位(同)だそうです(日本港湾協会ウェブサイトより)。


4倍も違うんですね。バンコク港が近海航路、レムチャバンが日本や欧米航路と住み分けをしているそうなので、当然といえば当然ですが。


ちなみに、同年の日本の港湾はというと、東京28位、横浜48位、名古屋51位、神戸56位、大阪60位(同)。港単位ではレムチャバンに負けていますが、国単位では日本の7位に対してタイは20位となっています(2010年)。


なお、レムチャバン港は北九州港と姉妹港。バンコク港とレムチャバン港を運営するタイ港湾公社は名古屋港とパートナーシップ港提携をしているそうです。


輸出を待つ自動車。タイ自動車産業およびタイ経済の生命線。


鉄道でコンテナが運ばれてきました。画像ではわかりませんが、超スロースピードです。



最後に、レムチャバン港のウェブサイトで動画を見つけました(笑)

http://laemchabangport.com/index.php


英語とタイ語がありますが、英語をココに貼り付けておきます。
大した内容ではありませんが、雰囲気だけでもお楽しみください。





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